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【ネタバレ感想】転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 12巻:ずっと負け続けている相手に立ち向かえる勇気は素直にすごいこと

あらすじ

転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!

アルスたちの作戦により、クラン陣営はスターツ城を攻略。冬が来る前にベルツド侵攻への主要拠点を押さえることに成功する。戦いの中で、アルスには新たな仲間が増えていた。将来有望な少年兵・ブラッハム、ファム率いるシャドー傭兵団が家臣に加わる。次々と有力な人材を集め、前代未聞の功績をあげるアルスに疑問を抱く者がいた。「貴様一体 何者なんだ?」問いただす、クランの真意とは…?弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記、第12巻!!

引用:Amazon

感想

今回は見どころが多すぎ!!

まずは前巻でクラン様がアルスを疑ってるところで終わってて。
クラン様がアルスに問うところから始まるんだけど、クラン様の部下にも睨まれ、クラン様にも怪しまれ。
居心地の悪さしかない場所で自分の目標というか、目指す先を答えるのは勇気がいるよね。
でも、自分のゆく道を理解しているアルスだから切り抜けられた。

そして、次はリーツの過去話。

リーツが傭兵にいたこと、マルカ人だから差別され、迫害されていたのは過去の話からわかっていたけれど、奴隷としてやってきて、銀貨1枚で傭兵に買われ、そこで強くなっていくとかリーツの頑張りを讃えたい!!
リーツの強さの元は傭兵時代があったからなんだなと思ったりもした。
でも、強くならなきゃただ死ぬ運命なんだよね。

このお話ではマルカ人は劣等人種だからと迫害されてるんだけど、本当にそうなのか?っていう疑問はずっとあって。
もしかしたら、リーツが特別能力の高い人だったっていうだけかもしれないけど。

マルカ人の中にもすごい人も実はいて、それを見極められずただ奴隷として使われる人生は悲しすぎるよね。
アルスに鑑定能力があり、見つけてもらえたリーツは本当によかった!!

こんな人生を歩んでたら、アルスに一生を捧げようって思うの納得する。

そして最後はミレーユというか、グランジオン兄弟のお話。

トーマスにとってはずーっと勝てなかった相手がミレーユで。
自分の一歩先を見ているのがずっと悔しかった。
そうしたら今回ミレーユと対決をすることになったから、積年の恨みを晴らそうと必死になってる。

でもさ、ずっと負け続けた相手に戦いを挑み続けられるってすごいと思うんだよね。
負け確定な気がして戦うのをやめたくなるじゃん。それをずっと続けられるのが素直にすごいっと思った。

私ならマジでやめてる。

二人の勝負の結果はこの本を読んで確認してもらいたい!!!!
これは見て損のない作品!!ぜひ読んでください!

オススメしたい人

  • 頭脳戦が好きな人
  • 敵が強過ぎてめげそうになっている人

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