あらすじ
ガルブレイス公爵領でメルフィエラを待っていたのは、魔物と戦う最前線の人々にふさわしい、荒々しくも温かい歓迎だった。
引用:Amazon
慣れない新天地でも、公爵様の力を借りながら、魔物食の研究に邁進するメルフィエラ。穏やかな日々を過ごす2人だが、”天狼” の赤ん坊を保護したことをきっかけに大騒動に巻き込まれる予感――?
キュートなモフモフと一緒に新展開を迎える 胸きゅん腹ペコファンタジー第6巻!
感想
魔物食が受け入れられないのは宗教上の理由???
魔物を食べるメルフィエラが特殊すぎて受け入れられないのだと思ってたけど、そうでもないのか??というのが、正直なところ。
メルフィエラが暮らしていたマーシャルレイドでは大干魃と大飢饉に見舞われ、魔物食に手を出しているけれど、それが受け入れられないのはメルフィエラが特殊だからだと思ってたんです。
でも、メルフィエラが嫁ぐことになったガルブレイスでは意外と好感触な人もいて。
でも、受け入れられないのは宗教上の理由だったかもしれないってこと??
ガルブレイスでは精霊信教(魔物を不吉なものとし、魔物食を禁止している)自体が廃れているから、受け入れられるのかしら。
ほんとに宗教が絡んでくると、途端に厄介な話になるよね。この漫画では結構サラッと流されたけど。
ルセーブル工房の鍛治頭のガレオの登場!
ガレオは認めた人にしか刃物を作らないという伝統があるらしいんだけど、どう判断するかと言ったら、キルスティルネイクのお酒を酌み交わすこと。
ざっくり言うと、ヘビを漬け込んだ蒸留酒。通常はお湯割りで飲むものをメルフィエラはストレートで3杯飲み干したんです笑
日本で言う、マムシのお酒みたいなものだよね。見た目もすごいけど、漬け込むお酒によってはキツめのお酒だろうから、私では手が出せないようなものを一気に飲めるのは普通にすげえわ。
メルフィエラにとっては初めての魔物の味に感銘を受けただけかもしれないけどね。
でもそのおかげでガレオに認められて刃物を作ってもらえることになるんだよね!!サクッと受け入れてもらえてるんだよね。ガルブレイスは懐が大きい人が多いよね。
マーシャルレイドでは受け入れられなかったメルフィエラだけど、ガルブレイスでは可愛がられそうな予感がして、安心して読むことができそうです。
今後はどんな魔物料理が出るのかなー。とか、天狼に乗ってどこかへ旅立ったりするのかなー。とか、気になることだらけです!
オススメしたい人
- 理想に向かって邁進する主人公が好きな人
- 魔物食が気になる人
- 転生じゃない異世界ものが読みたい人