あらすじ
それぞれの矜持を背負って――ロセッティ商会が踏み出す大きな一歩! お足元の次は騎士団の遠征をサポート! ダリヤが新たに目指すのは、小型魔導コンロのさらなる軽量化。 商人の道に舞い戻ったイヴァーノや先輩職人フェルモの助力を得て、魔導具師としての〝戦い〟を始める――! 転生魔導具師による異世界ものづくりライフ、第6巻!
引用:Amazon
感想
すげぇ‥本人たちは何も言ってないのに察して外堀が埋められている‥!!
周りのキャラの深掘りをしつつ、ダリヤとヴォルフの関係性が深まって行くので、すげえなぁと思いながら読んでました。
まず、魔物討伐部隊の現状なんですが、隊の食事‥酷いね。
朝夕が黒パンと干し肉、あれば乾燥野菜のスープやワイン。昼が軽食にナッツ、チーズ、ドライフルーツ。これが長いと一ヶ月続く。
え‥ツラい。携帯食料だから豪勢ではないにしても、これはツラすぎる。だって、魔物討伐で死ぬ可能性もあって、これが最後の晩餐のかもしれないのに。
しかも、ダリヤが防水布を開発する前は幌に蝋を塗って持っていった。雨の日は蝋が塗れていないところから雨漏りするって‥。いくら軍人でもキツイでしょ。
それはヴォルフも隊の上層部に売り込みかけるわ。
ダリヤは最初はそういう意図で作ってなかったかもしれないけど、改善を頑張るのわかる気がする。
大切な人が苦しむ姿を、悲しむ姿を見たくないってことだよね。大切な人の仲間がいなくなれば、その人が悲しむし。
にしても、イヴァーノは策士だよね。
前の巻でガブリエラに確認してたから、ダリヤとヴォルフをくっつけようと画策してるのはわかったけど、フェルモも巻き込むとは笑
しかも巻き込み方が「新たな工房欲しくないですか?」って。ロセッティ商会の専属にならないかって・・・。すごいよね。
ダリヤとヴォルフの関係性も気になるところだけど、今後どんな製品が出てくるのか、そしてどんな人が巻き込まれてくるのか。
色んな意味で続きが気になりますね!
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- じれったい恋愛が好きな人
- でも恋愛色弱めが好きな人
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