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【#23】芋くさ令嬢ですが悪役令息を助けたら気に入られました1巻・感想

あらすじ

侯爵令嬢アニエスは、伝統を重んじる親から時代遅れのドレスや化粧を強要され〝芋くさ令嬢〟と笑い者にされるの日々を送っていた。

さらに公爵令息ナゼルバートが濡れ衣の罪で王女から婚約破棄される所に出くわし、彼を救ってしまったことであろうことか王女の逆鱗にまで触れてしまう。

そして、王女よりナゼルバートとアニエスに下された罰こそ〝辺境への追放と二人の結婚〟で――!?

罪人と結婚させられることで実家にも勘当され路頭に迷う彼女に救いの手を差し伸べたのは他ならぬ……

〝芋くさ〟と馬鹿にされた令嬢が、古き伝統を脱ぎ捨てオシャレな女性へと華麗に変身する逆転新婚ファンタジー開幕!!

引用:Amazon

感想

これも良きでしたー!

まず主人公の家は「化石貴族」と呼ばれており、時代に合わせた生き方や事業を放棄して過去の栄華に縋っていた。

そんな家に生まれた主人公は幼い頃から両親に古き良き時代の装いを強要され、流行のものは全否定される日々を送り、他の貴族からは芋くさ令嬢と呼ばれていた。

ある日、王女殿下の婚約パーティーで王女の婚約者と出会った。でもパーティーで王女は婚約者との婚約を破棄して、恋人との結婚を発表した。そして婚約破棄を突きつけられた元婚約者は罰として辺境領主となり、芋くさ令嬢と結婚を命じられるんです。

罰になるレベルの芋くささってことに笑ったし、そんなことを命じられたにも関わらず、原因となった王女の元婚約者に対して優しくいられるのがすげえわ。

わたしが主人公なら親切には出来ないけど、この主人公の過去があったから、優しく出来たし、笑っていられたんだろうな。

オススメしたい人

  • シンデレラストーリーが好きな人
  • 道を切り開く女性の強さが好きな人

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